正しいブラッシングはまず、歯ブラシ選びから。選ぶポイントは「歯肉を傷つけることないもの」「プラークをしっかり落とせるもの」です。
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具体的には次の5つのポイントを参考に選んでください。
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※ナイロン毛である。(獣毛ではない)
※植毛が密なもの(3列が目安)
※毛の硬さは普通かやわらかめ
※ヘッドは小さめ(小回りが利き、奥歯にも届きやすい)
※柄はストレート
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患者さんから質問されることが多いのは、「毛の硬さ」です。やわらかすぎるものは歯や歯肉にあたると毛が寝てしまって、プラークを落とすことができません。逆に毛が硬すぎるものは歯肉を傷つけてしまいます。
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大手メーカーが販売している一般的な歯ブラシの中からまずは「普通」と表示されている商品を選び、使ってみて痛いと感じたら、それよりもやわらかめのものに変えてください。
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なお、歯ブラシは劣化してくると正しく磨くことができません。毛先が開いて来たら交換し、開かなくても1ヶ月たったら新しいものに変えるようにしてください。
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また、ブラッシングは毎食後、早めの方がいいでしょう。回数も重要ですが、1日1回は徹底的にきれいにしてください。
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