インプラント周囲炎になりやすい人も明らかになっています。まずは歯周病があること。歯周病をきちんと治さずにインプラント治療をおこなうと、歯周病がインプラントにも感染する可能性が高いためです。また、インプラント治療後にセルフ・ケアやメインテナンスを怠ると、インプラント周囲の細菌が増えるために、やはり、インプラント周囲炎が発症しやすくなります。喫煙もリスクと考えられています。
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このほか、糖尿病やアルコール摂取、遺伝的要因などが影響する可能性も指摘されています。また、口の中の問題としては、隣り合った歯の状態、噛み合わせやブラキシズム(歯ぎしり)などの問題で、インプラントにかかる過度な負担もインプラント周囲炎のリスクとなります。
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