(1)問診
患者さんに受診の理由を確認し、気になる症状や異常について聞きます。問題の起こっている部位やその状況がいつ頃から起きているかなどを聞くことも大事です。
例えば骨粗鬆症の患者さんの場合、服用している薬によっては、抜歯や歯周外科治療ができません。場合によっては、主治医に連絡をとり、薬の種類を確認することもあります。
また、家族に歯周病の人がいるかどうかや、喫煙の習慣があるかどうか、喫煙している場合は1日あたりの本数、ストレスの状況なども聞き取ります。歯周病を悪化させるリスクがある場合、できるだけ軽減するようにアドバイスをします。喫煙者には、歯周病治療の効果が十分に得られないため、禁煙することをすすめます。