・目に見えない歯周組織の状態をさまざまな方法で調べる
歯周組織のほとんどは見えない部分にあるため、さまざまな方法で検査をする必要があります。検査には歯肉を触れるものも含まれるため、腫れや痛みなどがひどい場合は応急処置(プラークコントロールや抗菌剤の投与など)をおこない、落ち着いてから実施します。
治療を開始した後も「治療効果が上がっているかどうか」を確認するために検査をします。さらに治療が一段落した後もメンテナンスの際に定期的に検査をおこない、「再発をしていないか」を確かめていきます。
代表的な歯周病の検査について、解説します。
・代表的な検査
(1)問診
(2)プラークの付着を確認(主に赤色の染色液でプラークを染めて%で表す)
(3)歯周ポケットの検査(プロービング)
(4)歯の動揺度(ゆれ)の検査
(5)X線検査