CBCTを活用した予知性のある歯周外科手術アプローチ

 約10年前から開業時にCBCTを導入して開業される先生や、新しくCBCTを導入される歯科医院が増えてきたように感じるようになってきていた。当院でも歯周病治療、インプラント治療における骨の状態を鮮明に確認できるCBCTを探していた。そんな中、骨の状態を高画質で鮮明に確認できる事が決め手となり、MORITA Veraviewepocs 3Dfを導入することになった。導入後は診査、診断、治療計画に大きな役割を果たしてくれている。特に、患者さん説明時においては、的確な説明を高画質の3D画像で示すことができることにより、患者さんの理解度が格段に上がり、患者さん満足度も上がってきている。更に、私は、事前に正確に外科手術デザインをえがけるようになったために、よりMI(ミニマムインターベンション)での処置も可能になってきた。

 そこで今回、歯科用CBCTを利用した診査、診断、治療計画についての解説。特に、根尖性歯周炎、歯周病、によって骨吸収を起こした症例をCBCT画像で示し、治療計画から外科手術デザインを解説します。更に最先端のGBR時、歯周組織再生治療時に使用する材料及び使用法、モリタErwin AdvErl EVO エルビウム・ヤグレーザの有効な活用法も含めて解説していく。

2025年07月05日