週刊文春 「歯の寿命」は10年伸ばせる!

 おはようございます!今朝の久留米市は、朝からかなり暑くなってきています!快晴です!台風5号が九州の奄美大島に近づいていて、日曜日には北寄りに進路を変えて九州に上陸して、日本海に抜ける予報になっていますので、台風情報には気をつけて見ておいて、対策してくださいね!

 

 先週の週刊文春に歯科関連の記事が出ていましたので、一部を抜粋して紹介します!

 

週刊文春 「歯の寿命」は10年伸ばせる!

 

 「口からモノを食べることは、正に生きることそのものです。高齢になってもしっかり咀嚼して栄養を摂ることは、健康的な生活に直結します。健康な生活を送るために歯を守るという意識を強く持って欲しいと思います。」

 

 最近は、歯を失うことで様々な病気のリスクが高まることもわかってきました。人間の口の中には、約700種類の細菌がおり、人体には良い影響も悪い影響も及ぼします。

 

 歯の危機は50歳代から始まる

 

 歯周病や虫歯になるとそうした細菌が炎症を起こした組織を通って血液中に流れ込み、心臓や肺、腸、脳にまで行きわたり、様々な悪影響を及ぼします。具体的には、糖尿病や脳動脈硬化、細菌性肺炎、細菌性腸炎、骨粗鬆症など百種類を超える病気との関連がわかってきたのです。

 

 「平成28年の1人あたり平均喪失歯数をみると、例えば、40〜44歳は0.8本、45歳〜49歳では0.9本。つまり40代まで失う歯は1本に満たない。ところが50歳〜54歳では2.0本、その後ほどんどん数字が大きくなり、60歳〜64歳では4.6本、70〜74歳までは8.6本もの歯を失ってしまう。しかし、50歳前後から、しっかりと歯を守る意識を持てば、歯の寿命を10年くらい延ばすことはそれほど難しいことではありません」

 

 

 自分のリスクを知っておく

 

 ①まずは歯科ドックリスク測定を

 実は虫歯や歯周病に罹患するリスクには、大きな個人差がある。

 

 ②最新・最高の予防はフッ素洗口剤

 「いかに歯を守るか」特に虫歯対策として極めて有効なのが「フッ素」である。

 

 ③正しいフロスの選び方・使い方

 虫歯や歯周病は、主に歯と歯の間にプラークが溜まることで発生する病気です。歯ブラシでは除去しきれない汚れを取るには、フロスを使うしかない。

 

 ④3ヶ月に1度は歯垢除去を

 重要なのは「痛くなくても歯科医院に通う」習慣を身につけること。

 どれだけセルフケアを徹底しても、自分では除去できない口腔内の汚れやプラークがある。特にはと歯茎の間の歯周ポケットは、健康な人でも2〜3ミリの深さがあり、毎日の歯ブラシだけで汚れは取りきれない。

 歯科衛生士にこうした汚れを取り除いてもらい、知覚過敏の防止やフッ素液剤の塗布など、メンテナンスメニューは個人によって異なるが、1回のケアは約1時間程度で済む。

 

2017年08月04日