残暑の快晴の朝 「歯周病は感染症!こんなふうに進行する」③

 おはようございます!今朝の久留米市は、まだまだ暑い快晴の朝を迎えています!今週末にかけて少しずつ気温は下がり、朝、夜は涼しくなってくる予報です。また、台風15号の影響で、北から涼しい風が入ってくるみたいで今日の最高気温は久留米では33度の予報です。台風15号は、北西に向かい九州には影響はほとんどない予報ですが、飛行機で関東より北へ行かれる方は、影響が出そうなので天気予報をこまめにチェックされてください!

 

 

「歯周病は感染症!こんなふうに進行する」③

 

(1)第一段階:歯肉炎

 

 歯周病菌が歯と歯肉のすき間に侵入すると、歯肉は炎症を起こし、赤く腫れて出血します。これは、異物である歯周病菌を追い出そうとする防御反応です。同時に、健康なときは1〜2ミリだった歯肉溝は、歯肉が腫れることによって、見かけ上、歯と歯肉の境い目が深くなる「仮性ポケット」と呼ばれる溝を形成します。この「歯肉炎」の段階ならブラッシングや、歯科医師、歯科衛生士によるプラークと歯石(プラークが固まって取りにくくなったもの)の除去など適切なケアをすれば、歯肉の炎症はおさまり、仮性ポケットをもとの浅い状態に戻すことができます。

 

 

(2)第二段階:軽度の歯周炎

 

 歯肉の炎症は深いところまで達し、歯肉溝は仮性ポケットから「歯周ポケット」といわれる状態に進行します。歯肉はむずかゆかったり、触るとぷよぷよしますが、この段階では異変に気づかない人がほとんどです。

 この状態でも、第一段階と同じように、ブラッシングと、プラークや歯石の除去など適切なケアで回復が可能です。

 

2017年08月30日