おはようございます!今朝の久留米市は、かなり寒い気温3°の晴天の朝を迎えています!今日は最低気温ー3°、最高気温13°と温暖差が10°以上ありますので、服装の調整に気をつけてお過ごしください!日の出も早くなってきていますので、もうすぐ春が来るのが待ち遠しいですね!
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週刊文春「誤嚥性肺炎は食べながら治す」
週刊文春2/15/2018号に歯科と医科との連携が、重要視されている記事が掲載されていましたので紹介します!
(誤嚥性肺炎とは):通常、食べた物が食道ではなく誤まって肺に入ってしまい、炎症を起こす病気だと言われている。命を落とす危険性が高い病気。
高齢者によって患者数は急増している。脳卒中絵お抜いて、現在日本人の死亡原因の第三位に浮上した肺炎だが、高齢者の肺炎の約八割がこの誤嚥性肺炎である。
▶︎医師からの提言
「誤嚥性肺炎は、食べ物が間違って肺に入り炎症を起こす病気だ、と考えるのは大きな間違いです。医療関係者の中にもそう思い込んでいる人がまだいますが、そうした思い込みから『断食』という治療につながっているのが現実です」
「最近急増している誤嚥性肺炎の多くは、寝ている間に唾液を誤嚥して起こっているものです。睡眠中は、起きている時よりも誤嚥しやすく、口の中の病原細菌が唾液に交じって、食道ではなく肺に入ってしまう。唾液の量は少量ですが、断続的に起こるため病原細菌が肺に蓄積され、知らぬ間に重症化していくのです」
▶︎歯科医からの提言
「誤嚥性肺炎を起こす人の唾液は粘っこいのが特徴で、その粘っこい中に相当な細菌がいる。食が細く口から食べていないと唾液の分泌が悪くなる。そうすると菌が繁殖してしまうのです」
「食べることは、口の浄化作用でもあるのです。食べることでたくさんの唾液が出て、その唾液が口の中を綺麗にしてくれます。もちろん、食べているだけでは病原細菌はなくなりません。効果的な口腔ケアをする必要があります」
細菌が偏在している場所
①歯と歯の間の歯間
②舌
③口蓋(口の中の天井部分)
「効果的な口腔ケアを行えば、それだけ誤嚥性肺炎のリスクは減り、重症化を防ぐことができます」
▶︎看護師からの提言
「口から食べることで、ほとんどの患者さんが良くなるからです。そして退院も早く、みんな幸せになっている。逆にいえば、食べられないと病気は悪化し、入院も長くなる」
以上一部を抜粋して紹介しましたが、詳しくは、週刊文春2月15日号をお読みください!当院の待合室にも置いていますので!