BLOG

がん手術前にも歯周病治療が有効 入院日数が減るデータが!

 全身麻酔下での外科手術でおこなう気管挿管の際、歯周病があると、プラーク中の細菌がチューブを通じて肺に送り込まれ、肺炎(人工呼吸器関連肺炎:VAP)を発症しやすくなります。

 

 手術後の合併症では誤嚥性肺炎、がんの化学療法や放射線治療中に起こる菌血症(本来、無菌であるはずの血液の中に細菌が入り込む)も同じように口の中の細菌が危険因子となります。こうしたトラブルを防ぐために、手術前やがん治療の前に、口腔機能管理をおこなう医療機関が増えています。専門的には「周術期口腔機能管理」といわれる医学管理で、2012年から健康保険の適応となっています。口腔機能管理の効果は非常に高く、入院日数が減るというダータもあります。食道がんや胃がんの手術をおこなう消化器外科、心臓の手術をおこなう心臓血管外科のほか、悪性リンパ腫などを治療する血液内化でも入院日数が減っているのは興味深い点です。口腔機能管理の対象となる病気は年々増えており、最近では高齢者に多い大腿骨骨折の手術(気管挿管・全身麻酔下手術)でも実施されています。

 

2024年05月15日
雨上がりの朝☂️ HB🎂 福岡歯科大学南同窓会総会🥳

 おはようございます!今朝の福岡県久留米市は、気温17度の過ごしやすい曇り空の朝を迎えています!昨日の日曜日は一日中雨でしたが、今朝には雨も上がって気持ちのいい朝になっています!

 

 今週は雨の予報はありませんので、過ごしやすそうですね!

 

雨上がりの朝!

 

 

水曜日の院内ミーティングはGCの方に来ていただき、6月から始まる保険制度で使う器具説明をしていただきました!

 

1)咬合力低下(咬合力検査)

 

2)低舌圧(舌圧検査)

 

3)咀嚼機能低下(咀嚼能力検査)

 

器具の使い方はわかってきていますが、保険制度がまだわかりづらい部分があるので今後更に深めていく必要性があります。

 

 

 

 

 臨床研修医の秋重先生の縫合の練習!少しづつですができることを増やしていけるようにサポートしていきます!

 

頑張れ!

 

 

 

 水曜日夜は福岡歯科大学学生後援会のWEB会議に参加しました!今の学生のサポートをどのようにすればスムーズに行えるか!今後月1回でWEB会議で話し合い大学に協力してもらえるようにしていきます!

 

 

 スタッフ達に私の誕生日をお祝いしていただきました!いつも私を支えてくれてありがとうございます!😊まだまだ、これからも頑張っていくので宜しくお願いします!

 

 

色々とお祝いもいただきました!ありがとう!

 

 

 土曜日は福岡歯科大学福岡県南地区同窓会 総会が18時より久留米歯科医師会会館大ホールで行われました!私が会長となりこれから色々と大変ですが、頑張って同窓会の発展に寄与していければと思っています!

 

 学術講演は保険改正のポイントを北嶋先生に講演していただきました!

 

 

 懇親会は総勢20名で親睦を深めました!同窓会本部からは黒木副会長、要副会長が来賓として来られました!宮崎、鹿児島と遠路から来ていただき感謝です!ありがとうございました!

 

 

 

 

 今週も忙しい週になりますが、しっかり頑張っていきますので宜しくお願いします!

 

2024年05月13日
歯周病がアルツハイマー病を悪化させる!?🤒

 歯周病が認知症の危険因子となる理由は、歯を失うことが大きいと言われてきました。しかし、アルツハイマー病に関しては歯周病が直接、影響を及ぼしている可能性が多くの研究で明らかになってきています。国立長寿医療センターと松本歯科大学の共同研究では、P.g菌を投与したアルツハイマー病のマウスの認知機能は、投与しなかった群に比べ、著しく低下したことが確認されました。さらに脳を調べると、アルツハイマー病の発症に関与しているアミロイドβタンパク(Aβ)の沈着の増加、炎症物質や歯周病菌など細菌が作る毒素の増加が確認されました。

 

 海外では、P.g菌が産生する「ジンジパイン」というタンパク質分解酵素を阻害することにより、神経の変性やアミロイドβタンパクの蓄積を減らす効果が報告されています。さらに、この阻害薬をアルツハイマー病の患者さんに投与する臨床試験がおこなわれています。今後の研究が期待されます。

 

2024年05月11日
雨上がりの朝🌧️ 中野さんHB🎂 臨床研修医🧑‍⚕️ポテサラレポ🥔

 こんにちは!GW明け朝からブログのサーバーにアクセスできずにいました!空き時間で色々と調べてやっていましたが、やっとサーバーにアクセス可能となり昼過ぎの投稿になりました。

 

 15時の福岡県久留米市は、気温22度の過ごしやすい曇り空の天気になっています!

 

この写真は、朝の6時過ぎです!

 

 

 歯科助手中野さんのHBをお祝いしました!いつも当院の患者さん、私、スタッフのために色々尽力してもらい助けてもらっています。本当に何時もありがとうございます!中野さん誕生日おめでとうございます。これからも宜しくお願いします!

 

 

 

 

綺麗な花!🌸これがそのままドライフラワーに変わっていくそうです!

 

 

 院内ミーティングは、臨床研修医で5月1日から当院に来てくれている「秋重 光希」先生の自己紹介を行いました。これから9月までの5ヶ月間一緒に皆んなで成長していきます‼️宜しくお願いします!

 

とても笑顔が素敵な先生です!これからが楽しみです!😊お互い力を合わせて成長していきましょう!

 

 

 歯周病治療の流れの確認!を皆んなで統一!

 

 

 

 

 今回のポテサラレポートは「TAKA」という餃子屋さん!です!

ここのポテサラは、マシュポテトで一味中華風のひねりがありました!詳しくレポートできていないので、また次回追伸でレポートします!間違いなく手作りで美味い!よって、他のメニューも全て美味すぎる!

 

 次回のレポートまですみませんがお待ちください!

 

2024年05月07日
食べることで歯周病予防できる善玉菌がある!?👄

 口の中には700種類以上の細菌が生息し、腸に次いで細菌数が多い場所です。歯周病が全身の病気に深くかかわることが明らかになっている現在、腸内環境と同じように口の中の細菌叢のバランスを整える食品等の摂取により、歯周病の予防・治療を目指す考え方が広がってきています。「プロバイオティクス」と呼ばれるものです。背景には抗菌薬の使い過ぎによって発生する耐性菌の問題もあります。抗菌薬が効かない耐性菌は世界的に脅威となっており、それ以外の方法で病原菌を阻止する治療法がどの分野においても期待されているためです。

 

 すでに研究されているのは乳酸菌の一種の「ロイテリ菌(ラクトバチルス)」で、基礎臨床・研究では歯周病菌を抑制する働きが確認されています。また、他の乳酸菌の「LS1」や「WB21」を歯周病患者さんが摂取すると、症状の維持や改善傾向がみられたという報告も出ています。これらの菌が含まれたヨーグルトやタブレットが市販されていますが、あくまでも従来の治療の補助的な位置付づけであり、それだけで歯周病を治すというものではありません。

 

2024年05月01日