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秋を感じる朝 歯周病の進行で脳卒中リスクも上昇

 おはようございます!今朝の久留米市は、気温22度の少し肌寒い快晴の朝を迎えています!日の出前は一枚上着がいるくらいの温度でした。やっと福岡も秋らしい朝、夕になってきましたが、昼はまだまだ30度近くまで気温が上がりますので、寒暖差が激しいので体調管理に気おつけてお過ごし下さい。

 

朝の6時すぎ!少しだけ肌寒い朝でした!

 

 

日の出も遅くなりました!

 

 

歯周病の進行で脳卒中リスクも上昇

 

 歯周病を評価できた6.736例のうち、中央値15年の追跡期間中に299例が脳卒中を発症。年齢、性などで調整後の虚血性脳卒中の発症リスクは、健康なPP-A群に比べて歯周病群(PPC-B~G)で上昇した。

 

 PPCの重症度が上昇するに伴い、虚血性脳卒中リスクの増加傾向が認められた(P<0.000、x2検定)。

1.000人・年当たりの虚血性脳卒中発症率は、PPC-A群で1.29(95%CI0.92~1.81)、軽度歯周病のPPC-B群で2.82(同2.08~3.83)、歯周炎指数スコア高値のPPC-C群で4.80(同3.59~6.43)、喪失し有りのPPC-D群で3.81(同2.80~5.17)、進行歯周病のPPC-E群で3.50(同2.64~4.64)、重症歯欠損のPPC-F群で4.78(同3.69~6.20)、重症歯周病のPPC-G群で5.03(同3.57~7.07)だった。

 

虚血性脳卒中の内訳は、血栓性脳梗塞140例、心原性脳梗塞症79例、ラクナ梗塞61例、その他19例。歯周病群(PPC-B~G)では、PPC-A群に比べて心原性脳梗塞症{調整ハザート比(aHR)2.62、95%CI1.22~5.63}および血栓性脳梗塞(同2.18、1.26~3.78)のリスクが有意に上昇した。

 

 

 

 

2019年09月19日